タエコちゃんが良い子を辞めた話


親子関係は本当に人それぞれです。
最近は「親ガチャ」なんて言葉もあるけれど、
完璧な親はいない。

多かれ少なかれ親のエゴはある。

それがなければネグレクトになってしまうかも。

私は三姉妹の長女です。
「タエコに任せておけば大丈夫」
「いつでもお前の味方だよ」

そう言われて育ちました。
話をよく聞いてくれて、信頼してくれて、
いつも私をエンパワーしてくれる両親でした。

自営業だったから、家にはいつも人がいて、
両親も常にそばにいました。
寂しさなんて感じたことは一度もなく、
愛情は十分すぎるほどもらっていました。

「ご近所さんはお客様なんだから、愛想よくね」
「挨拶はちゃんとしなさい」

それが家計につながっていることも、
物心つく頃には自然と理解していた。

だから私は、
空気を読み、期待に応え、
“良い子”でいることが当たり前になりました。

絶対に私の味方で理解ある親。

だから何でも親に相談しました。
でも今思えば、
知らず知らずのうちに
「こうあるべき」に導かれていたのかもしれない。

もちろん、それは愛だった。
心配からくる、ごく普通の親心。

でも私は、いつの間にか

「良い子」の仮面をかぶって生きるようになっていたんです。

何かを選ぶ前に、必ず親の顔が浮かぶ。

「これは良いって言われるかな?」
「心配させないかな?」
「悲しませないかな?」

気づいたら、
自分がどうしたいのかが分からなくなっていた。

気持ちに蓋をして、
感情を感じないようにして、
それでも私は
いつも明るく、愛想のいい
“頼れるタエコちゃん”でいた。

正直、
「クソババア!クソジジイ!」って
言える関係の方が楽だったんじゃないか、
そう思ったこともある。

そして30代で、
遅すぎる反抗期がやってきました。

突然、自分が崩壊したの。

私は何のために生まれたの?
どこに向かっているの?
私は、本当は何がしたいの?

それでも私は、
人を優先し、頼られ、期待に応え続けた。

やめられなかった。
だってそれが、私の存在価値だと思っていたから。

でも、苦しかった。

そんな時に受けたのが
アデプトプログラムでした。

アデプトプログラムを受けたら
ベクトルが初めて「自分」に向いた。

誰かになる必要もない。
比べる必要もない。
やりたいことに
誰かの許可はいらない。
説得もしなくていい。
誰かの顔色を見る必要もない。
認めてもらう必要もない。

「やりたいなら、やっていい!」

それは犯罪でもないし、
誰かに迷惑をかけることでもない。

私は、誰に遠慮していたんだろう?

答えはシンプルだった。
自分に、自分が許可を出していなかっただけ。

人の顔色を見て生きてきた私が、
「私」という軸で選び、
自分の気持ちに正直に動けるようになった。

そして、長年かぶっていた
「良い子」の仮面を脱いで、辞めた瞬間だった。

でも別に、悪人になったわけじゃない。

ただ、自分として生き始めただけ。

それだけで人生は驚くほど軽くなり、
こんなにも楽しかったんだと知りました。

もし今、
・ずっと「良い人」をやめられない
・自分の本音が分からない
・人生がどこか苦しい

そんな感覚があるなら、
それはあなたがダメだからじゃない。

もしかしたら、
まだ自分に許可を出していないだけかもしれない。

アデプトプログラムは、
誰かの軸で生きていたあなたが
「本来の自分」に戻るためのものです。

私はそれを、
自分の人生で体感しました。

だから今度は、あなたの番です。

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